19歳から神奈川県葉山にある中国料理「海狼」にて高級中華料理の修業を5年し、その後　羽田空港内「東京エアポートレストラン」にて調理を担当。
地元へ戻ってからは観光バスの運転手を9年程しましたが、やはり「調理する事が自分の天職」と平成8年に居酒屋串狼（くしろう）を開店。
中華料理が評判で時には「フカヒレの姿煮」などの本格高級中華料理も出る、珍しい居酒屋でした。
多くのお客様に来て頂きましたが、伊勢湾を高台から眺めながら私の母が「ここへ老人がゆっくり暮らせる所があればいいのに」と言った事がきっかけで、4～5年間構想を練り　この様な建物が出来上がりました。
私が料理人であるため「歳をとっても、おいしいものを毎日食べてもらいたい」という想いで自ら田植え・稲刈りをした米や自家栽培の無農薬野菜を中心に心のこもった食事を提供しております。
厳しい時代を苦労して、頑張ってこられた高齢者の方に終の棲家として「ゆったり・のんびり」過ごしてもらえる様な、景観と設備にもこだわりました。